未経験からWebデザイナーになる方法を【現役webデザイナー】が徹底解説!

こんにちは、web制作ナビです!

「webデザイナー」になるには具体的に何をしたらいいんだろう?未経験から本当になれるの?

結論!未経験からwebデザイナーになれます!!

当記事では、「webデザイナー」に未経験からなる方法や具体的な流れを徹底解説いたします。

この記事は次のような人におすすめ!
  • webデザイナーになりたい方。
  • 未経験からwebデザイナーになるための具体的な方法を知りたい方。
  • webデザイナーへの転職を考えている方。

Web業界・webに携わる職種について詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。

web業界とは?【現役webディレクター】がweb業界の将来性や、web業界に携わる職種を徹底解説

webデザイナーとは?

webデザイナーとは、 webサイトのデザインに携わるデザイナーのことです。

クライアントの要望に応えたwebサイトが制作できるよう、全体の構成を考え、ユーザーが使いやすいwebサイトデザインを制作します。

企業によってwebデザイナーの仕事内容は異なり、webサイトデザインのみをする場合もあれば、webサイトの構成からコーディングまで幅広く行う場合もあります。

webデザイナーの仕事内容や必要なスキルが知りたい方は、下記の記事をご覧ください!

Webデザイナーとは?【現役webデザイナー】が仕事内容やスキル・将来性を徹底解説

未経験からwebデザイナーになるには?

未経験からwebデザイナーになるには、webデザイナーとしての知識・技術を身につけた上で就職・転職活動を有利に進める必要があります。効率的にwebデザイナーになるための方法をご紹介します。

未経験からwebデザイナーになるための具体的な流れは以下になります。

STEP.1
webデザイナーに必要な知識・技術を身につける
STEP.2
資格の取得
STEP.3
ポートフォリオの制作
STEP.4
転職エージェントに登録
STEP.5
面接&内定

必要な知識・技術の身につけ方

webデザイナーに必要となる知識や技術を学習する方法は大きく分けて下記の4つになります。

  • 独学
  • webデザインスクール・専門学校
  • オンラインスクール
  • 求職者支援訓練

それでは、順に上記の学習方法のメリット・デメリットを踏まえ、どの学習方法が、どのような方に向いているのかご紹介します。

独学

メリット
  • 学習費用を安価に抑えれる
  • 自分のペースで学習ができる
メリット
  • 教材を自分で用意する必要がある
  • インプットはできるがアウトプットが難しい
  • 制作したデザインが良いのか悪いのか判断がつかない
  • 自己管理能力がないと続かない
  • 現場で必要とされるスキルや情報の収集が難しい

独学のポイント

独学のポイントは最新の教材を用意し、教材と動画(Youtube)を駆使して学習を進めていくことです。IllustratorやPhotoshopなどの使い方はAdobe公式サイトやYoutubeに動画として分かりやすくあがっているため比較的コストを抑えて学習する事が可能です。

あとは、しっかり計画を立て学習を続ける事がなにより大切となってきます。webデザイン学習方法のとっかかりにはおすすめです。

webデザインスクール・専門学校

メリット
  • 最新の知識や技術が学べる
  • プロのwebデザイナーから、制作物に対してフィードバックがもらえる
  • webデザイナーを共に目指す仲間ができる
  • 就職・転職活動をサポートしてくれる
メリット
  • スクールに決められた学習期間内で学習を進めなくてはならない
  • 学習時間の確保が必要
  • 最も学習コストが高い

webデザインスクールのポイント

webデザインスクールでは、現役のプロから指導を受ける事ができ、実践に必要なスキルを効率的に学習する事が可能です。なにより、制作物に対してプロの視点でフィードバックがもらえるため修正箇所が明確にわかります。さらに、わからない点は講師に聞く事ができる点が大きな特徴です。

計画的にwebデザイナーになりたい方にはおすすめです。

オンラインスクール

メリット
  • 好きな時間、好きな場所で学べる
  • 何度も同じ動画授業を再生可能
  • 就職・転職活動をサポートしてくれる
メリット
  • 講師の方とオンラインでしかコミュニケーションが取れない
  • 学習環境を整える必要がある
  • 学習コストが独学に比べて高い

オンラインスクールのポイント

オンラインスクールは、ネット環境さえあれば好きな時間、好きな場所での受講が可能なのが最大の特徴となります。逆に自身でネットや学習環境を整える必要があります。

オンラインスクールは、webデザインスクール・専門学校と同様にプロの講師に質問やフィードバックをもらえることや、就職・転職活動のサポートも充実していますが、自身でカリキュラムを立てつつ進捗管理をしなければならないため自己管理能力が問われます。

自己管理能力がある方には、webデザインスクール・専門学校に比べ学習コストが安価なためオンラインスクールをおすすめします。

求職者支援訓練

メリット
  • 受講料が無料(教材費などは自己負担)
  • 条件を満たせば月額10万円の給付金がもらえる
  • 就職・転職活動をサポートしてくれる
メリット
  • 原則100%の出席じゃないと給付金がもらえない
  • 大学生は受講できない
  • 仕事との両立が難しい

求職者支援訓練

求職者支援訓練のポイントは、なんといっても受講料が無料で、さらに給付金がもらえる点です。一定の条件を満たさなければ給付金はもらえませんが、それでなくとも受講料が無料なのが大きな特徴になります。

離職してでも本気でwebデザイナーを目指す方におすすめです。

資格の取得

資格の取得はweb業界では、あまり意味がありません。理由は実力がすべてだからです。

では、なぜ資格を取得する必要があるのか?それは資格を取得することにより、未経験の場合は面接でアピールができる点と、資格取得のために勉強しスキルが身に付くからです。

そこで、webデザイナーにおすすめの資格をご紹介します。

ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定は、数あるwebデザイン資格の中で唯一の国家資格です。

試験は実技および学科試験で実施され1級から3級まであり、合格者にはウェブデザイン技能士の合格証書が発行され、履歴書に記載する事ができます。

Webクリエイター能力認定試験

webクリエイター能力認定試験は、W3Cに完全準拠した世界標準の試験です。

試験内容は、web制作に必要とされるwebデザインおよびHTML・CSS等のコーディング能力が問われます。

HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5プロフェッショナル認定試験とは、HTML5、CSS3、JavaScriptなど最新のマークアップに関する技術力と知識が問われる試験です。

web制作の基礎を測定するレベル1と、最新のマルチメディア技術に対応したwebアプリケーション・webコンテンツの開発力が問われるレベル2があります。

Photoshopクリエイター能力認定試験

Photoshopクリエイター能力試験とは、世界基準のグラフィックツールである「Photoshop」の活用能力を測定する試験です。

試験内容は、Photoshopを用いた画像ファイルの作成やコンテンツを制作する実技型試験になります。

Illustratorクリエイター能力認定試験

Illustratorクリエイター能力試験とは、世界基準のグラフィックツールである「Illustrator」の活用能力を測定する試験です。

試験内容は、Illustratorを用いたDTPファイルおよびwebデザインパーツなどを制作する実技型試験になります。

ポートフォリオ制作

ポートフォリオとは作品集のことです。就活や転職の際に、ポートフォリオを提出し自分の実績や技術力を評価してもらうためのものになります。デザイナーを志望する際に必ず提出を求められ、ポートフォリオの出来次第で合否が決まるといっても過言ではないほど重要となります。

webデザイナーを目指す場合は紙媒体のポートフォリオではなく、webのポートフォリオを制作する事をおすすめします。

理由として、単にwebデザインができるだけでなく、web上にポートフォリオをアップする際にドメインの取得やサーバー設定などが必要となり、それらを理解している事も証明できるためです。

転職エージェントに登録

いよいよ就職・転職活動の段階です。この段階では転職エージェントを活用することを強くおすすめします。

理由として以下のメリットがあります。

  • 無料で利用可能
  • 企業との調整をキャリアアドバイザーが担当してくれる
  • 様々な企業の内部情報が得られる
  • 非公開求人が集まっている
  • 転職に関わる悩みを相談できる
  • 複数の企業を斡旋してくれる
  • 履歴書の添削や面接対策をしてくれる
  • 企業に条件を交渉してくれる

上記以外にも多くのメリットが存在しますので登録しておいて損はありません。

面接・内定

最後に転職エージェントから紹介され、気に入った企業に応募し面接を受けます。

その際に、派遣社員雇用ではなく正社員雇用の企業を選びましょう。派遣社員では雑用ばかりで技術が身に付かない事が多く、なおかつ不要になれば解雇される恐れがあります。

webデザイナーの働き方は、「インハウスデザイナー(事業会社内でのデザイン担当)」「制作会社」「フリーランス」がありますが、私が強くおすすめするのは制作会社になります。

制作会社をおすすめする理由として、多くの案件に関わる事ができ、短期間で技術力を身につける事が可能だからです。さらに技術力さえ身につければwebデザイナーにとらわれず、webディレクターやフロントエンドエンジニアといった自分の好みに合わせて複数の道が開けます。

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まとめ

今現在パソコンやスマートフォンの普及により、webサイトやwebサービスも年々増加しています。

特にECサイトやアプリ開発需要は特段増加している傾向にあります。

そのため、それらを制作する上でwebデザイナーの需要も年々増えてきています。

未経験からwebデザイナーになることは十分に可能です。私の働いている制作会社にも未経験からwebデザイナーになり活躍している方がたくさんいます!!

ですので、諦めずにwebデザイナーの知識・技術を身につけ一人前のwebデザイナーになれる事を応援しています。